投下するスレ2B 03

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「ここは・・・どこだ・・・?森・・・?」

頭がだんだんクリアになっていく・・・
戦いの途中で後ろから攻撃を受けて・・・

「!! ぺすぷ!!」

「目覚めたかい?」

「誰だ・・・?」

「んー。そうだな。森の番人ってとこかな・・・?」

「・・・?」

「そうだなぁ・・・雑草とでも名乗っておこうか」

「雑草・・・?雑草さん!!??」

雑草ことZasso
世界でも有数の複雑なFSを行うことでJEB内外でも有名なスピナー
SPSL5thなどでも活躍していた。

「雑草さん、ここはどこなんです?」

「君がワルトナ会場で倒れていたのを連れてきた。」

「もう一人スピナー、いやぺスプいませんでしたか?」

「さぁ?見てないね」

「・・・」

「君は何でわざわざこんなところまで来ていたんだい?」

「ワルトナの調査に来てました。」

「調査・・・ねぇ・・・」

「そしたら外人スピナー二人に襲われて」

「なるほど・・・ね。簡単に言ってしまえばワルトナの裏事情って事かな」

「どういう?」

「この大会が毎年恒例の世界大会と同じだと思ったら大間違いだ。見ればわかる」

くずは話を黙って聞いている。

「明らかに本人でないスピナーが出場している。」

「そんな・・・!」

「間違いない。この目で見た・・・で、これからどうするんだい?」

「まずはぺすぷを助けに行きます。」

「それはかまわないが、誰がぺスプ君を誘拐したのかわかっているのかい?」

「外人スピナー二人が・・・」

「いや、そうじゃない。もちろん実行犯はその二人だけど背後に黒幕がいるはずだ」

「誰が?」

「わからない。」

「くっ・・・」

「一度JEBに戻ったほうがいい。灯台元暗しって言うでしょ?」

「そうですね。けどここからどうやって戻れば?」

ふぅと一息つくとZassoが旋転を始める。
複雑かつ滑らかに。
周りの自然たちがZassoに語りかける。

「そうだな。北の方角に町がある。そこまで行こうか」

「? 雑草さんも行くんですか?」

「ああ、大してここにいても暇なんでね。一回戻る事にしたよ」

「じゃあ、北を目指して行きましょう」

kUzuが旋転をする。
簡単なパスコンボで風を読み
間にガンマンを挟み風に乗る。

が、風から落ちる。

「あ、あれ??」

「ここは旋転の力が通用しない森なんだよ」

「通用しない・・・?」

「磁場が強いって言えばいいのかな?とりあえず何もかもが正常に働かない。逆を言えばここを通れば襲われることも無い」

「ああ、なるほど」

とは言ったもののあまりよく理解できない。
磁場?磁場って?

ひとまず歩き出そう。
北を目指して。







「唯一神様!!」

以前一度見た黄金の部屋で以前見た光景がそこにはあった。
部屋の中央でHIDEAKIのPENMAWASHIからハーモニックが繰り出される。

「唯一神様!!教えて下さい!!ココアさんは!!ココアさんはどこですか!!」

「SEVEN。落ち着きなさい」

「しかしっ!!」

HIDEAKI式変形リバース。
その特殊な動きによって冷静さを取り戻すSEVEN

「ゆ、唯一神様。ココアさんの居場所を・・・。どうか・・・」

「私が教えられることはこれには恐らく海外。KPSAが絡んでいる。」

「KPSA!?」

KPSAとはJEBの隣国の事でPDSとKPSAで元々はひとつの国であった
世界でも美しい旋転は愛され続けて何十人もの世界トップクラスのスピナーが所属する国である。

「そのKPSAに誘拐されたって事ですか・・・?」

目を瞑り唯一神HIDEKAIは旋転を続ける。

「答えは、自分で見つけ出すものです。SEVEN」

「あっ、ありがとうございます。唯一神様」

部屋から出て行くSEVEN

「ふふふ。あなたはもうすぐ強力な仲間ができるでしょう・・・」


「とろ。どうやらこの事件はKPSAが絡んでいるらしい」

「KPSA!?まさか、しかしKPSAが絡んでいるとなるとJEBは総力をあげて立ち向かっても勝てるかどうか・・・」

「しかし、やるしかない」

「KPSAってどこにあるか知ってるんですか?」

「それを探すには尾行、KPSAの人間を探すには・・・?」

「ワールドトーナメント!!」

「だけどワルトナの会場って?」

「・・・」

「・・・」

「ワルトナの会場を知っているのは一部の人間のみです。」

「今JEBにいる人間で言うと誰ですか?」

「ずんださん・・・ですかね・・・」

「しかし・・・」

言葉が詰まるとろ
とろが閃く

「いや・・・まだ方法はありますよ」

「?」

「JapEn4thで奇抜なコンボトリックを見せてくれた彼ならば」












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